YOGA・マクロビオティック・チネイザン
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コラム

断捨離といって捨てるのではなくリユースを

簡単に捨てないで。出来る事があります。

わたしはyogaの指導に携わっていますが、その中で一番大切にしているのは私を含めた、1人1人の意識の成長です。

気付く事が出来なければ、変わる事も出来ません。

私たちの多くは「忙しい」といって「心」を「亡くして」います。

目的地に向かって走っている時は気持ちが良いです。

走る事、踏ん張る事はとても大切です。

ですが、目的地までの道のりで、足裏の感覚を感じ、野に咲く小さな花に感動し、新鮮な空気が吸える事の一瞬一瞬に感謝しながら向えたら

人生はさらに豊かになると思うのです。

崖があったり、岩が落ちてくるかもしれないけれど

目的地だけを見ていたら、きっと邪魔をしてくるそれらに苛立ちさえ感じるかもしれません。

目的地に向かいながらも、今の瞬間に目の前に起きることに、意識を向けることを繰り返していると

起きた事に対して「これもひとつの出来事」と受け入れられるようになります。

わたしは、そんな風に穏やかに、今を大切に生きる力を養えればいいな。と思いながら生かされています。

本題ですが、ここ数年で断捨離という文化が流行りました。

目の前の空間を美しく整えるために、「お洋服や物を捨てた」という話を耳にします。

わたしはケチンボなので、捨てるまえに雑巾にしたり、リメイクして使いなおして、物の命を完うするようにしています。

捨てる前に寄付できるかも(物編)

あなたのお洋服で寄付ができます。

二十代の頃にカンボジアを訪ね、1人孤児院を巡りました。

その時に出逢った、水頭症の赤ちゃんが忘れられません。

シスターに抱かれた彼は、無表情。

シスターは私に彼を抱かせ

「この子は一生嘘つきなの」と言いました。

何故?と私は戸惑いましたが

シスターは「この子は嬉しくても笑わないの。笑いたくても笑えない。ね、だから嘘つきなの」と。

カンボジアは貧しい国。イメージはあっても実際に何が出来るかを、この目で見たくて訪ねた場所で、何も出来ない事実を目の当たりにしました。

お洋服の寄付は、自国の生産の邪魔になるから困るとも話していました。

直接送っても引き取ってもらえません。

でも支援は必要です。

物質的に豊かな私たちに出来ること。

着ない服を捨てる前に

リユースして、それを寄付に回してくれます。

送料もかかりません。

微々たる金額にしかならないかも知れませんが、捨ててしまえば環境のゴミとして終わってしまう運命も

寄付の支えに変わるかもしれません。そんなシェアを今日はさせていただきました*

地球上の生命が豊かであれますように。
namaste
emi