
毎日忙しく過ぎて、気が付いたら身も心もボロボロ・・・・。
あの人にこう言われて傷ついた!上司がプレッシャーをかけてくる。思いどうりに物事が進まない!身体のあちこちが痛い。。。。
老若男女問わず、ストレスは人生につきもの。だけどそのストレスに押しつぶされない誰でもすぐにできるとっても簡単な方法があるんです。
ストレスの大きさは受け取り次第!
どんなストレスの要因があったとしても、その受け取り方は人によって違います。
影響の受け方は、それぞれの人のストレス処理能力に関係してくるからです。
例えば2つのコップに同じ量の水が入っていて、一人は『こんだけしかはいってない』と感じます。もう一人は『こんなにはいってる』と感じます。
同じ出来事でも、受け取り方によって幸せを感じる度合いが大きく違います。
また、精神的なストレスの度合いは『ものごとをどう解釈するか』によって変わります。
起きている出来事を受け入れるか、それとも戦ったり、悩んだりするかどうかで、ストレスの度合いは変わってくるのです。
思考のパターンを点検しよう
自分が物事をいかに決まったパターンで考えたり見たりしてしまっているかをチェックする方法があります。

この9つの点を4本の直線をつかって一筆書きのようにペンを一度も点から離さずにつなげてください。
なぞってはダメです。
回答はこのマインドフルネスストレス低減法の本に書いてあります。
どなたにも読みやすく、ストレスの軽減方法がたくさん記載されていてとてもおすすめです。
子供や家族に対する接し方も書いてあります。何度も読み返したくなる本です。
さて、ここでこのテストが解けなくてイライラっとしたかたもいれば、やーめたっと投げ出した方も、なーんだ簡単じゃんという方もいると思います。
この点を結ぶことは、そんなに難しくないのですが、うーーんとなってしまった方は、ストレスをためやすいかもしれませんね。
実は、他人も物事も、自分を悩ませ、苦しめる力はもっていません
これはYOGA哲学の一説です。
ありのままを見極める。これをサンスクリット語で『ヴァイラーギャ』といいます。
たとえ誰に何をされようと、大切なものがなくなろうと、それはあくまでも『その瞬間に起きた出来事』に過ぎません。
相手があなたを傷つけようとしていたとしても、とーーーっても大切だったものだったとしても。『私という存在は変わらずここに在ります』
何をどう見極めるか?
関わるものや人に対して、ほど良い距離とバランス感覚を保つこと。そして物はわたしが使うものだということ。他人は私が関係を持ち、その中でお互いの課題を学びあうための相手だということ。
人生の主役であるはずの私が、ものに持たれ、ものに使われ、他人に生き方をコントロールされてしまっては、貴重な人生が奪われ、苦悩や不安で心がいつも苦しくなってしまいます。
私たちが、他人の自由を認め、依存せず、期待せず、自分の思いや価値観を押し付けず、大切に思う気持ちだけもっていれたら、お互いに苦しめあう理由はありません。
向田みおさんのこの本は、数あるヨガ哲学書の中で、一番読みやすく理解できるおすすめの本です。
思考や思いにとらわれないこと
自分がいつも『空(そら)』であり、雲は『思考や思い』だとイメージしてみてください。
雲に覆われて何も見えない状態が、とらわれたときです。
それに気が付かないと、やがて雲が私だと思いこみ始めます。
本当は私は、空なんです。
ただ、雲が流れたり、消えたりするのを見ているだけの存在。
時間が経てば、雲は必ず変化します。
のんびり、雲の流れていくのを見守り、晴れるのを待ちましょう。
すべての人の中に、いつも青空が広がっています。
ストレスを減らすには、物事を見極めて、とらわれすぎずに受け入れること
こうするには思考のくせを見なおすことが大切です。
瞑想、YOGA、マインドフルネスがいい。最近よく耳にすると思います。
もちろんこれらが手助けしてくれるのは間違いないのですが、決して難しく考える必要はありません。
ただ、今この瞬間、自分におきていることを、ありのままみつめ、見極めること。
ほんの5分でいいので、これを毎日、すくなくても2週間続けてみてください。
すこしでも助けになりますように。