コラム

夏バテ・熱中症対策!ヨガと食事法で猛暑をのりきろう

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2017年 今年の夏はどんな暑さ??

最新の気象庁の情報では今年の夏の気温は平年より高くなる予想が50%です。熱中症など体調不良(夏バテ)も増加傾向の近年、猛暑対策は必要不可欠です。

 

高温多湿の夏に体が対応しきれずに、だるさ、疲労感、食欲不振、むくみ、熱っぽさ、イライラなどの体の不調が夏バテです。これらの主な原因は、自律神経の不調・水分不足・胃腸の働きの低下です。

 

体は、体温を一定に保つためにエネルギーを消費し、それが度を越すと耐え切れず体温調節が出来なくなって熱がこもり、様々な不調となり現れます。この夏バテ予防には、なんとヨガが役立つのです。

 

夏バテ予防にヨガが有効!!

現代は冷房という便利なアイテムのおかげで快適に過ごせる反面、自分で体温調節出来る機能が衰えているので、汗をかけない方が増えています。実はこれこそが自律神経の不調となっています。

 

自律神経の不調は身体の器官の様々な不調を引き起こします。消化機能の低下やめまい、呼吸が乱れなどから深刻な疾患へと繋がることも少なくありません。
ヨガは自律神経を整える効果がとても高く、特に副交換神経を優位に働かせてくれます。体は発汗することで体温調節を行う訳ですが、汗をかくのも自律神経なのです。

 

自律神経が不調を起こすと、発汗機能も低下してしまいます。自律神経の中で自分でコントロールできるのは呼吸のみなので、呼吸をコントロールする練習をすることが、自律神経を整える効果を高めてことになります。

 

 

自律神経を整える呼吸法★ナディショーダナプラナヤマ

ナディショーダナプラナヤマは、鼻を交互に使って呼吸をする呼吸法です。左の鼻でおこなう呼吸が副交感神経に関連する右脳を活性化し、右の鼻でおこなう呼吸が交感神経に関連する左脳を活性化させてくれるため、片鼻呼吸法は自律神経を整えてくれると言われています。

 

片鼻呼吸のやり方〜準備〜

1.上記の基本の座り方で座り、軽くアゴを引く
2.右手の人差し指と中指をなかに折り込むか揃えて眉間に添えるかして、親指を右の小鼻に添え、薬指と小指は左の小鼻に添える
3.反対の手は、膝の上に置いたまま、親指と人差し指で輪を作り手のひらは上向きでムドラーを組みます

片鼻呼吸のやり方〜呼吸の順番〜

1.最初は、両鼻で吐き両鼻で吸って左の鼻を閉じ、右の鼻から息を吐き出す
2.そのままゆっくりと右の鼻から息を吸い込む
3.吸いきったら右の鼻を閉じ、一旦呼吸を保持して、左の鼻から息を吐き出す
4.そのままゆっくりと左の鼻から息を吸い込む
5.吸いきったら左の鼻を閉じ、一旦呼吸を保持して、右の鼻から息を吐き出す

 

2〜5を繰り返しておこないます。最後は右の鼻から吐いて、ゆっくりと手を膝に戻し終了します。ポイントは、緊張がない状態で息苦しさのない呼吸すること。(鼻が詰まっていたり、呼吸が乱れるようであれば練習を終えましょう。)5分くらい続けると、気持ちが落ち着いてきます。

自律神経を整えるだけでなく、頭がすっきりし、顔や頭の血流も良くなると言われる呼吸法なので、朝起きた時や考え事をする前にもオススメです。

 

身体をクールダウンする呼吸法★シータリープラナヤマ

ヨガには、自然の力を取り入れて身体を冷やすことのできる「シータリープラナヤマ」と呼ばれる呼吸法があります。シータリーは「冷却」という意味を持ち、身体の中から暑さを和らげ、イライラしがちな心を鎮めてくれます。

基本の座り方

1.あぐらや正座で座る
2.骨盤を立て、背筋を伸ばし、両手は膝の上に置く

この時に背筋が曲がってしまう方や座りにくい方は、座椅子を使ったり、お尻の下に座布団などを丸めて座ると座りやすくなります。

 

シータリー呼吸のやり方

1.舌を前に出し側面を持ち上げ丸めるようにする(舌でストローを作るイメージです)
2.そこから「スー」と、空気を通すイメージで息を吸い込む
3.息を吐く時には、口を閉じて鼻からゆっくりと吐き出す

 

これだけです!口から冷たい空気が入ってきて、あたたかい空気が鼻から出ていくように、体内の空気の流れをイメージしながらおこないましょう。

普通に鼻で呼吸するよりも、涼しい空気が口内から喉を通って体内に入ってくることで涼しさを味わうことができます。

舌を丸めることができない方には、前歯で軽く舌を挟み隙間から息を吸う呼吸法(シトーカリプラナヤマ)もあります。

10回ほど続けておこなうと効果を感じやすくなります。

 

深い呼吸は、正しい姿勢があり行えるものです。

そのためヨガのポーズは非常に効果的なのです。この深い呼吸により、内蔵がマッサージされ、内蔵が温まり消化を促してくれます。

 

消化には熱が必要であり、低体温では消化不良を起こします。冷えたものを食べがちな夏にこそ、適度に体を動かすことも必要なのですね。激しく動くのではなく、緊張をほぐし深い呼吸ができるよう体を整えることも可能です。

そこにヨガのポーズ「アーサナ」が役に立つでしょう。
体をほぐし、整え、深い呼吸をしながら心身を休める時間をほんの少し取り入れることで、疲労を軽減し、体と心のバランスを取ることが可能となります。

 

お勧めとしては、ほぐしと緩めをメインに(肩首、股関節、足首指、背骨、腰ひねり)などです。簡単な内容でも、代謝アップ、冷え対策に十分役立ちます。深い呼吸を意識しながら動いてみましょう。

このポーズさえすればというものではありません。自分の体質、生活習慣を見直しつつ、自分の、体に何が必要で、なにが不必要か体と対話してみましょう。

 

水分補給もセットで行う

水分補給は欠かせないアイテムです。
冷え性の方、汗をかかない方(代謝の低い方)は水を飲まない傾向があります。喉が渇いていなくても、水分はいつも以上に飲むようにしましょう。

そもそも汗は水分です。水分を取らずに汗は出ません。逆もまた然り、多量に汗をかいたら水分が失われるので、体内の塩分濃度が濃くなります。

必ず水分を取るように心がけながら、ヨガを取り入れてみてください。

 

 

残暑対策、ポイントは頭は冷たくお腹は熱く

身体の中ではたらく火のお話
ヨガのなかには、インドに伝わる医学で「アーユルヴェーダ」というものがあります。
アーユルヴェーダでは、自然とともに生きることを大切にしており、万物は、土、水、空、風、火のエネルギーから作られていると考えられています。今回は残暑対策なので、火のエネルギーにまつわる2つの考え方をご紹介します。

 

1つは、“ピッタ”という私たちの身体を構成している火のエネルギーについてです。
ピッタは、暑さによってバランスが崩れやすくなるだけでなく、忙しい時やイライラした時、感情が高ぶっている時にもバランスが崩れてしまいます。バランスが崩れると、身体がほてり熱くなるほか、ニキビや下痢といった症状が出てきます。

 

もう1つの火のエネルギーは、お腹にある“アグニ”という火のエネルギーです。これは、食事を消化してくれる火です。冷たいものを摂りすぎてこの火が弱まってしまうと、消化がうまくいかなくなり、食欲不振に陥ってしまいます。

 

つまり、夏は慌てずゆったりと過ごし、頭と気持ちは冷静にしておきます。反対に、おなかの中の火は消してしまわないよう、冷たいものを摂り過ぎず、熱く保ってあげるのがポイントです。

 

「火」にまつわる知識を身につけ、身体や気持ちが落ち着く呼吸法を習慣化して、残暑を乗り切ってくださいね^^

 

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